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2009年02月のアーカイブ
各地で取り上げられていますが、ズボン二期おめでとうございます。
いや、昨年の作品では喰霊・零と並び熱中した作品でしたよ。エイラーニャとシャッキーニ最高。あともっさんの高笑い。
レギュラー続投なのか、芳香以外新規なのか……今から二期が楽しみだな。
●今日のあれこれ
実にスチームパンク魂を揺さぶられるデザインです。この写真など近未来的ですらあるな。
ライノタイプは最初期の鋳植機ですね。タイプライターに近いかな。打鍵するとキーに対応した鋳型が並べられ(aならa、bならbというように)、その鋳型に溶けた鉛が流し込まれるという仕組みです。印刷博物館で展示されておりますので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょう。
■三菱鉛筆、全55種のバリエーションから選べる筆記用具「STYLE-FIT」を発売
これはよさそう。発売は5月と少し先ですが、チェックしてみようかと。
2/28のエントリーも参照してください。進化論好きには必携の号のようですね。私も買ってこよう。
ID説関連の記事もあるらしいのが嬉しいところです(関連:空飛ぶスパゲティモンスター様)。
それにしてもshorebirdさんの記事や書評は参考になります。専門家ならではの批判的検討も交えた内容に加え、冷静かつ知的な落ち着いた文体と本当に魅力的。
こんな一覧があったとは。
関連して未解決事件 - Wikipedia。この種のWikiの例に漏れず、やけに充実しています。
一週間ぶりのご無沙汰です。
二週間後にちょっとした重大事があり、何かと忙殺されています。そこさえ超えれば一安心なのですが。
こんな時は本を手元に頑張るに限る。
というわけで、今のお供は『「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム』です。発売当初、書評系や軍事系のサイトで話題になっていましたね。
単行本で600ページ近くという大ボリュームであり、読み応え十分。
まだまだ読み始めなのですが、戦闘という、極めて高いストレスのかかる状況下において人間の心理と生理がいかなる反応を示すか、またいかにしてそれらの反応を克服し効率的に思考し行動するかについて膨大な資料と経験を元に述べています。ある意味で実用書のようなものであり、大変に面白い。読み終わったら読書録を書いておかねば。
ハードカバーなのでちょっと……という方は『戦争における「人殺し」の心理学』をどうぞ。戦場で他者を殺す、という状況で人はどのように振る舞うか、そして、「人殺し」に伴う心理的障壁をいかにして低くするか、微に入り細を穿って書かれています。翻訳も読みやすいため、おすすめ。
●今日の骨格
どこのネット書店でも在庫なし。発売一年でもう品切れかと焦って調べたら、重版中だったのですな。よかったよかった。
現存する生物の骨格を題材とした写真集です。こちらに画像サンプルがありますね。見ての通りとにかくクオリティが高く、生物好きな方にとっては垂涎ものではないかと。美術系の資料としてもよさそうです。値段は相当なものですが、それだけの価値はあるでしょう。
重版されたら私も買っておこう。図書館から借りるのではやはり物足りないです。
●今日の怪事件
タイトルからして何の呪いだよと思いたくなるのですが
警察によれば、「それがほしかったが、ほしいものが得られなかった。あなたに会うためここに来た」と英語で書かれたメモが残されていたとのことだ。
こんなメモまであるとは……
不謹慎ですが、カーの推理ものにありそうな状況ですな。この後、第二第三の殺人が。密室もあるよ。
●今日の聖誕祭
おめでとうございます。
リーチということで、あれやこれやを用意してお待ちしております。こっち側はそれはそれで楽しいですよ、多分。
そしてシャーリークッキーが可愛い。シャーリーはとても良いキャラだと思うのですよね。501ではエイラとシャーリーが個人的に双璧だったりします。
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傑作。無類に面白い。
嵐山光三郎の自伝的大河青春小説です。舞台は1960年代の新宿。もはや戦後ではなく、高度経済成長は目の前であり、若者たちを揺るがした学生運動の波が高まりつつあった時代です。戦後日本の疾風怒濤期といえましょう。
本書は、この伝説的な時代において、英介青年が多彩な人々と出会い成長していくという筋を持っています。典型的なビルドゥングスロマンですね。ただし、英介が出会うのは市井の賢人やら優雅な華族といった大人しいものではなく、60年代を席巻した「大人物、中人物、小人物、妖怪、奇人、天才、怪物、超獣、博士」たちなのですが。
実名で登場する人物、実に数百名。その顔触れが凄まじい。英介の周囲には、「寺山修二飼育計画」で出会い英介の親友となる唐十郎を筆頭に、山野浩一、麿赤児、村松友視、篠山紀信、南伸坊、糸井重里ら、そうそうたる面子が集い、怪気炎を上げ、去っていきます。彼らが仰ぎ見るは、寺山修二、三島由紀夫、澁澤龍彦、種村季弘、加藤郁乎ら、当時の文壇のヒーローたち。
やがて平凡社(当時は絶頂期にありました。「札束を刷っている」と言われたほどです)に入社した英介を待っていたのは、「書かざること林達夫のごとし」林達夫、民俗学者・谷川健一、檀一雄、そして深沢七郎……名前をあげていくだけでも胸がときめきます。
彼らが繰り広げる60年代文化、およびアングラ文化の一大狂想曲こそ、本書最大の読みどころと言えましょう。何せ、当事者の一人であった嵐山光三郎が活写するのですからつまらないわけがない。
平凡社の描写もたまりません。昼時には音楽雑誌の編集者が吹くフルートの音が響き、労働組合の事務所では「酔ったまま会社に戻り、社長室わきの水風呂へ背広ごと入り、朝まで水の中で眠ってしまった」男が朝からウィスキーを傾け、「あまりに詩人すぎたため」突如として蒸発し日本中を放浪していた詩人のハジメさんが池袋のパチンコ店から連れ戻される……まさしく梁山泊、圧倒的なエネルギーに満ちた空間の描写は圧巻の一言です。
新潮社版、新風社版共に絶版。ですが、新古書店やマーケットプレイスで容易に見つかると思います。
お勧め。
東洋文庫『中華飲酒詩選』をちまちまと読んでおります。中国学者・青木正児の手になる、周代から唐代までの酒に関する漢詩を集め注釈を施したアンソロジー。元々は筑摩書房から出版されていましたが長らく絶版であり、昨年、ようやく復刊されました。
amazonさんにある「陶淵明、李白、白楽天を中心として、周代から唐代までの多くの詩人の作品から、傑作を選りすぐって滋味豊かな訳と注を施した無類の名著」という紹介文だけでお好きな方にはたまらないでしょう。
事実、その充実度は素晴らしい。収録された詩は百遍を優に超えているのではないでしょうか。白文、訓み下し文、意訳、注釈が並置されているのも素敵です。原語で読むも、訓み下し文を楽しむも自由自在。詩は原語に限るという話もありますが、訓み下し文の響きというのは良いものです。
あまりに有名な一篇ではありますが
両人対酌 山花開ク
一盃一盃 複タ一盃
我酔ウテ眠ラント欲ス卿且ク去レ
明朝 意有ラバ琴ヲ抱イテ来レ。
など、つい口吟みたくなります。
青木正児といえば本職の中国研究のみならず、中国の飲食や名物に関する優れた随筆でも知られます。特に酒に関しては一家言あったようで、中村喬の「思い出」にもそのこだわりが記されていますね。巻末の「贅言 酒と私」によりますと、中学校にあがる以前から飲み始め、高等学校(今の高校ではなく、いわゆる旧制高等学校)の頃には一端の呑兵衛になっていたそうですから、いやはや、筋金入りです。
本書および青木正児については、ほーほの落穂拾いさんが、酒の肴にしたい本で紹介していらっしゃいます。まさしく、酒の肴としてこれ以上相応しい書はありません。収められた漢詩の魅力もあり、読み進めるだけでも仙境に遊んでいる心持ちになります。美酒を備えればそこは既にして桃源郷、詩と酒と音色に時を忘れ、現界に帰ってみれば数百数千年が経っていたというのもまた一興でありましょう。
漢詩や酒を愛する方には必読の一冊です。
東洋文庫ですからそうそう品切れになることはないでしょうが、増刷を繰り返すということもないはず。興味のある方はお早めにどうぞ。
出版芸術社から「ふしぎ文学館」と題されたシリーズが出版されているのはご存じでしょうか。傑作『首吊少女亭』、日影丈吉の短篇集『恐怖博物誌』、クラニーこと倉坂鬼一郎のデビュー前短篇を集めた『百物語異聞』など、怪奇幻想味が濃厚(いわゆるキワモノも多数含む)な作品群を定期的に届けてくれる、怪奇党にはたまらないシリーズです。
久々の新刊がアナウンスされていたのですが……いや、著者名とタイトルを知って驚きました。
友成純一の『狂鬼降臨』ですよ。出版芸術社GJすぎます。
友成純一といえばスプラッタな描写に定評のあるホラー作家です。特に初期作品はすさまじく、倫理やら正義やらは薬にもしたくない、おれは人体を壊したいんだと言わんばかり。『屍者の行進』收録作の「地獄の釜開き」も凄かった。ゾンビ少女を砂の底に埋めて放置、一ヶ月以上経ってから取り出すというシーンはさすがに本を閉じたくなりました。大喜びで読むか、眉をひそめて拒絶反応を示すかになるタイプの作家といえましょう。
そして友成作品でも最強最悪と名高いのが『狂鬼降臨』です。
「現世と冥府の境がなくなり、地獄の鬼たちが地上に溢れ出してきた」という世界が舞台なのですが、驚くべきことに、境目が無くなった原因は語られません。そもそも、世界観の説明や鬼たちが虐殺をする理由がわずか数行ですまされてしまいます。後はただひたすら、鬼たちによる拷問の描写が続くだけ。引っこ抜き、八つ裂き、串刺し……暴力と破壊と殺戮とグロテスクとスプラッタが満載という容赦の無さです。苦手な方にはまったくもってお勧めできません。いやホントに。
本作はかつてハルキ文庫の『獣儀式』に収録されていたのですが、あっという間に見かけなくなってしまいました。
象徴的なのが『獣儀式』の「この商品を買った人はこんな商品も買っています」でしょう。
並んでいるのが
・隣の家の少女
・ブラッドハーレーの馬車
・殺戮にいたる病
・殺戮の「野獣館」
・オフシーズン
・襲撃者の夜
ですよ。これ以上的確な紹介はありません。
発売が楽しみです。
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本日は読書録番外ということで、最近愛用しているシステミックをご紹介。
私は読書ノートとして市販のノートを使っています。既成の読書ノートはタイトル、著者名、要約などを書くスペースが決まっており、どうにも使いにくい。検索の利便性を考えるとパソコンに入力するのがベストでしょうが、ついついさぼってしまいます。
その点、普通のノートならば、気が向いたときに思うがまま書くことが出来ます。タイトル、著者名、一口メモで済ますこともあれば、要約、抜粋、気付いたことを何ページにも渡って書き留めておくことも。『獄中記』では、線を引きながら読む、抜き書きを作る、内容を再構成してノートを作る、という三ステップが紹介されていました。それを実践するにも便利ですね。
しかし、ノートというのは状況によっては使いにくい。格式ばった場で剥き出しのノートを取り出す勇気のある方はあまりいないでしょう。
そんな時に役立つのが、システミックです。いわゆるノートカバーであり、サイズはセミB5、A5、A6の三種類。色は赤と黒で、落ち着いたデザインになっています。人前で取り出しても恥ずかしくありません。手触りも良い。
ノートが二冊入る、カバーを閉じるためのゴムバンドが付いている、カバー表がポケットになっている等、痒いところに手が届く工夫が為されているのですが、何といっても嬉しいのはしおりひもが付いていることです。厚手の単行本や一部の文庫に付いているあれですね。実際に使ってみると、書きかけのページにひもを挟んでおけるのは予想以上に便利です。しおりひも付きブックカバーが欲しくなりますよ。
今は、A6ノートとスケジュールノートとをシステミックに差し込んで運用しています。システミックのポケットにサラサ3を差し込んでおけば完璧。
お値段も手頃ですし、一度試してみてはいかがでしょう。
余談ながら、ノートとしてはmio paperの書き心地が素晴らしいです。かなり大きな文具店でないと置いていませんが。まとめ買いしておくかな。
●今日の怪奇世界
■PlayStation Homeの春香さんが恐ろしいことに
どう見ても都市伝説系ホラーです。虚ろな笑みを浮かべてボーッと突っ立っている様子が怖すぎる。この春香さんならサイレントヒルに出てきても違和感がない。霧の向こうからこの笑顔で全力疾走してきますね。間違いない。
タンクに骨を投げ入れたのかなあ。
この手の事件を見ると、ジョン・ヘイグ(ジョン・ジョージ・ヘイとも)を思い出してしまいます。まあ、彼の場合は溶かして庭にまいただけですが。
溶かす→トイレに流す→悪臭発生→近隣住民からの苦情、という一連の流れで逮捕された殺人鬼もいたような。誰だったかな。
龍脈という言葉を久々に聞きました。一時期は伝奇ものに限らず山のように出てきたものですが。最近だとライドウくらいかな。
風水の入門書として『必携風水学』と『風水講義』を置いておきますね。
怖い話に出てくる女幽霊は実はツンデレなのではないかという新説を 検証してみるスレッドです。
いくらなんでも新説すぎる。素晴らしい。
スレ進行はゆっくりですが、その分荒れることもなく良質なSSが投下されています。現行スレはこちら。
そういえば萌え貞子というのもありましたな。幽霊ヒロインは昔から定番ですし、人気衰えずか。
クトゥルカ、上級の奉仕種族
“其は永久に横たわる死者にあらねど、測り知れざる永劫のもとに死を超ゆるもの”
――H・P・ラヴクラフト
クトゥルカはタコに似た生き物であり、大いなるクトゥルフに仕えています。頭部と触手だけという非常に奇妙な外見にも関わらず高い知性を有し、複数の言語を操ることが出来ます。また、やや低音の歌でコミュニケーションをとることでも知られています。人間にとって近しい神話生物の一つであり、多数の映像記録が残されています。
ピンク色のカールした髪の毛を生やしていますが、これは触手の擬態です。触手を器用に操って高速で移動するほか、捕食に用いるとも考えられています。何を食べているかは知られていません。
クトゥルカの分類は困難です。一般的にはたこルカの突然変異種とされていますが、たこルカ自体が突然変異であり研究は進んでいません。ディープワンの近縁種という説もありますが、あまり支持されていません。謎の多い種族であると言えるでしょう。
大いなるクトゥルカと呼ばれる極めて強力な個体がルルイエに棲息しているとの噂があります。
◆クトゥルカ、愛らしきもの
生息地:海辺の近く。地上で出会うことも珍しくありません。Pixvやニコニコ動画で映像での記録を見ることが出来ます。
分布:大陸沿岸沿いの海域すべて。特に太平洋岸で多く見られます。
生活と習慣:発見されたばかりの神話生物であり生態はほとんど知られていません。人間に対しては友好的であり、この点において他のクトゥルフの眷族とは大きく異なります。人語を解し、日本語と英語を得意としています。
一部の研究者は、クトゥルカと巡音ルカを関連付けて論じています。
正気度喪失:クトゥルカを見て失う正気度ポイントは1/1D6です。
……はい、巷で話題のクトゥルカから突発的に思いついたネタです。思わず書いてしまった。やっぱクトゥルフといえばこれやらないとなあ。
なんだこりゃ、という方は『クトゥルフ神話TRPG』および『クトゥルフ神話図説』をご覧下さい。特に後者はクトゥルフ神話生物を学術的な文章とイラストで解説したファン垂涎の一冊です。絶版ですが、機会があったら手にとって損はないかと。
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日本の神様といえば誰を思い出すでしょうか。イザナミ、イザナギ、スサノオ、アメノウズメ、ヒルコ、そんな名前がすぐに浮かびます。八百万の神々とまで言われるように、その数はまさに膨大、神話や歴史に少しでも興味がある方ならいくらでも挙げることが出来るでしょう。
その中にあって太陽神アマテラスオオミカミこそが最も有名であることは間違いありますまい。そして彼女が日本の国家神であり最高神であることにも。
『アマテラスの誕生 古代王権の源流を探る』はそんな常識を引っ繰り返してくれる好著です。
主張を要約すれば以下のようになりましょう。古代、アマテラスは最高神ではなかった。七世紀以前に最高神・国家神とされたのはタカミムスヒなる神であり、そして彼こそが天孫降臨神話の真の主役であった。一方のアマテラスは、日本――倭国にあまねく存在していた地方神の一柱に過ぎなかったと。
耳を疑いたくなる話です。アマテラスが一番偉いんじゃないのか。そもそもタカミムスヒなんて神様は聞いたこともない。かなり神話に詳しい方でもなければそう反応するのが普通でしょう。しかるべき論証が欲しくなります。
著者に手抜かりはありません。天孫降臨神話の成立と大陸からの輸入経緯、タカミムスヒが国家神であると考えられる理由、一介の地方神にすぎなかったアマテラス像の変遷など、日本神話がいかにして変容していったかを、国家の動向と絡めて丁寧に論じています。特に第五章「国家神アマテラスの誕生」は必読でしょう。氏族制度から律令制への移行に際し、なぜアマテラスが国家神に選ばれたのか。なぜタカミムスヒは失脚したのか。スリリングな論集と推論が繰り広げられています。
「詳細は他書に譲るが」な箇所も多いですが、新書という性質上仕方ないところでしょう。引用・参考文献は完備されているのでご安心下さい。
本書を読んで、久しぶりに歴史の楽しさを思い出しました。
歴史を学ぶというのは、本来とても楽しいことです。マクロな視点で歴史のうねりをとらえる。政治的・国際的背景と文化発展との関わりに思いを巡らし、文化文明の背景を複層的にとらえる。年表や人名を覚えるだけの作業とは全く異なる、真の知的興奮がそこにはあります。本書や『十二世紀ルネサンス』によって、その一端に触れることが出来るのではないでしょうか。
密度の濃い一冊ですが、文体は平易です。また、定説と著者の意見とが明確に区別されているのがいいですね。事実と意見との峻別は基本ながら難しいだけに参考になります。レポート等を書く上でも参考になると思います。
●今日の怪事件
ゾウ舎西側のプールで男性が沈んでいるのを飼育担当の男性が見つけ
不謹慎ですが、頭からプールに突っ込んでいたら犬神家ですな。
飼育員の人も驚いたろうなあ……
はてなブックマークでは便乗下船の可能性も指摘されていますね。
それにしても
フェリーが約2時間後、徳島港に到着し、乗客から乗船券の半券を回収すると1枚足りず、カメラに下船する少年は映っていなかった。
という記述が怖い。
事故でなければ良いのですが。
●今日のクトゥルー
もしCthulhu神話の世界に2chがあったら。より。
脚本や出演がわかりすぎていて素晴らしい。映像でクトゥルーといえば小中千昭、小中千昭といえばクトゥルーです。ルルイエやガタノソアが普通に出てくるからなあ。『稀人』に至ってはクトゥルー+都市伝説+地底空洞説という、幕の内弁当のような作品でした。あれ好きなんですよ。
あ、言うまでもありませんが、「とらンザクション」はフィクションですからね。
こんな作品が放送されたら何がなんでも見ますが。
●WEB拍手レス
亜愛一郎シリーズは、愛一郎というキャラクターも素晴らしすぎますが(超絶イケメンなのにドジッ娘)トリックの妙、軽快な文体と本当にいい作品ですよねぇ。
今はただご冥福を祈るばかり……
短篇ミステリの金字塔ですね、本当。
改めてご冥福をお祈りします。
>泡坂さん死去
泡坂さんは、遠方の爺さんの家にあり。
退屈だった爺さんの家を楽しくしてくれた思い出の作家さんです。そして俺が本好きになったきっかけになった作家だけに。
訃報……大変悲しく思います。
……ご冥福をお祈りします。
>明治期怪異妖怪記事資料
俺も欲しいです。
しかし、五万円……宝くじにでも当たらないと買えませんね。
そして、近くに図書館がないという罠。
正確には、大きな図書館がなく。
あまり積極的に、本をいれてくれるところがない。
……三ヶ月ほど、金ためて。交通費全額つかって買おうかなぁ……とか考えてみたり。
余談というか、蛇足ですが。
最近、TRPGのオフセに初参加してきました。
めっちゃくちゃ楽しかったです。
このサイトを知ったお陰でTRPGを知った手前。
かなり感謝しております。
これからもがんばってください
長文すいません
明治期怪異妖怪記事資料は性質上、そこそこの規模なら入るかも知れません。リクエストしてみるのも手かと。私も買うのは厳しいのでそうしてみるつもりです。
オフセは本当に面白いですね。私も最近やってないし、そろそろキャンペーンでもやりたいところ。
魚石庵の方は出来るだけ更新していくつもりですので、今後ともよろしくお願いいたします。
一ヶ月ほど修羅場突入の予感。
気合いいれていくとします。年度末ですしね。
●今日の訃報
偉大なる作家がまた一人……
逆説のトリックメーカーにして、亜愛一郎、曾我佳城、ヨギ・ガンジー、妖盗S79号など、魅力的な名探偵の創造者でもありました。亜愛一郎シリーズは何度読んでも本当にいい。「ホロボの神」や「藁の猫」等、真相が明らかになった時の浮遊感は比類がないものです。
どれをとっても名作傑作揃いなのですが、個人的には短篇集からは『煙の殺意』、長篇からは『しあわせの書』を推します。特に後者の仕掛けは泡坂妻夫以外には不可能なものかと。真似できないよなあ、あれは。
とまれ、ご冥福をお祈りします。
●今日のテルミン
これは行ってみたい。テルミンについて詳しくはWikiをどうぞ。一時期大人の科学附属テルミンが話題になっていましたね。昨年末には製品版も出ています。
しかしまた大阪か。あっちにいたころならなあ。
●今日の妖怪
明治元年から明治45年7月までの怪異事件を全て記録した驚異の資料集がついに発売です。
その厚み、実に1354ページ。
そのお値段、実に税込み47,250円。
……欲しいけどさすがにちょっと厳しい。図書館で探すか。
くしゃみと咳と鼻水とがすごいことになっております。インフルエンザかと思いましたがどうにも花粉っぽいなあ。死ねる。
●今日の古書
サンプルだけでノックアウト。是非とも欲しいのですが、近場の書店に置いてあるかが問題ですな。amazonさんにはまだ無いようですし、どうしたものか。
様々な古書店が取り上げられていますが、2007年にオープンした書肆アラビクは行ってみたいですね。幻想文学系の品揃えの上、ぼくのミステリな備忘ログさんによりますと、築80年の長屋街に店舗を置いているようで……それだけでたまらないものがあります。
近い傾向の店としてはアスタルテ書房も有名でしょうか。こちらは澁澤龍彦が愛したというほどなので随分と歴史があります。大阪にいた時に訪ねておくべきだったなあ。
ウェッジ文庫といえば一部の人にとって今もっとも注目の文庫ですが、2月の新刊は『塚本邦雄の青春』とのことです。著者は楠見朋彦、どうやら書き下ろしの新刊のようですね。これは期待せざるを得ません。
塚本邦雄はご存じの方も多いでしょう。硬質な幻想性に満ちた作風で歌壇を風靡した歌人にして作家ですね。一貫して旧字旧仮名を用いたことでも知られます。アンソロジストとしても卓越しておりました。私は「展翅板」「無明の花」「瑠璃甲胄」といったテーマ別に編まれた『詞華美術館』を愛読しております。今なら『百句燦燦』が入手しやすいかと。
しかしウェッジ文庫は本当に凄い。既刊を見ればおわかりのように、とにかく渋いところを狙ってきてくれます。岩本素白や浅見淵の随筆が新刊書店で手軽に買えるというのは感涙ものですよ。『彼もまた神の愛でし子か』も良かったなあ。
今年のラインナップがどうなるか、今から楽しみです。
●今日の未確認生物
■ヒストリーチャンネルの「未確認モンスターを追え!」が面白そう
全13回で、リンク先の「アメリカの狼男」が最終回だった模様。狼男とはいうものの、文面を読む限りドッグマンのようですね。関連して『犬人怪物の神話』を張っておきます。
しかし、こんな番組がやっていたとは知らなかったなあ。前回はオラン・ペンデクを取り上げていたとのことで、見ればよかった。DVDかビデオにならないものか。
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幽霊屋敷。
何とも魅惑的な響きです。幽霊屋敷一口にいいましても零シリーズに登場するような和風屋敷、名作『シャイニング』の幽霊ホテル、サイレントヒル風のゴーストタウンなど、その形状は様々といえます。
しかし、幽霊屋敷の代表格といえばやはり、古式ゆかしい壮麗な館や城となりましょう。本書『悪霊館』で取り上げられているのは、まさにそのような幽霊屋敷――悪霊館ばかりです。収録された館の数は実に60。大型本ということもあり、迫力満点です。先日ご紹介した『倫敦幽霊紳士録』と併読すると素敵かもしれませんね。
写真はすべて赤外線写真であり、モノクロかセピア調となっているため、とにかく雰囲気があります。青空の下ですら暗鬱な空気が漂っているように思えるのは錯覚でもないのでしょう。
撮影されているのはイングランド/アイルランドでも曰く付きで知られる建物ばかり。呪術と肉欲に耽っていた修道院長が生きたまま壁に塗り込められたというソーントン修道院(リンク先は英語版Wiki。写真あり)、頭巾を被り長い髪をした女の幽霊が川沿いに出没するバーブレック館、そして、イングランドで最も有名な幽霊屋敷、あのボーリィ牧師館(本書ではボーレイ牧師館と表記)などなど、名前の響きだけで恐怖と興奮を呼び起こしてくれます。同世代の方なら『いる? いない? の秘密』でボーリィ牧師館をご存じかもしれませんね。
個人的には、17世紀の強欲判事、ジャン・トレジーグルが彷徨うというハーミッツ・チャペルの写真がお気に入り。教会のものだったと思しき一枚の壁が、荒涼としたムーアに屹立する様は荘重ですらあります。
著者サイモン・マースデンはイギリスの写真家。1969年から写真家としてのキャリアをスタートし、赤外線写真を用いた独特の作風を誇ります。廃虚や霊域を撮り続けていることで知られており、その作品は高い評価を得ていますね。ホームページ(英語)にも写真が掲載されています。
廃虚好き、幽霊屋敷愛好家、怪奇幻想党には必携の一冊と申せましょう。また、Oblivionの僧院や廃虚といったダンジョンに惹かれる方にもお勧め。