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2008年05月のアーカイブ
『クロノベルト』を絶賛プレイ中でございます。
「かりそめの旅人たち」と「復讐するは神になし」を終えて「クロノベルト」に突入したのですが、いやー、実にたまりません。
かっちりと纏まったシナリオ、格好良すぎるCG、安定したBGM、魅力的すぎるキャラたちの掛け合いと全てに渡って隙がない。東出さんの文章は硬質かつ熱い情念が籠もっており、ホントたまりませんな。日常のテンポ良いやり取りも健在です。あやかしびとチームの穏やかな日常にちょっと涙。
バトル描写は例によって燃えます。「かりそめの旅人たち」のクライマックスバトルはBGMも演出も、無論テキストも良くてまさしく燃焼系でしたよ。ネタバレは避けますが、執事ファンの方には待望の展開ではないかと。不敵な覚醒シーンがいいんだこれが。
クロスオーバーについては今更言うに及ばず。「クロノベルト」編の仕掛けはまさに「この手があったか!」でした。
あと九鬼先生の男前ぶりは異常。vsマグダラは今作のベストバウトじゃないかと。人気投票したら一位は先生だろうと言わんばかりの勢いですよ。
単なるファンディスクの枠を軽く超えています。ファンのみならず必携。
……それにしても文章上手いよなあ。勉強になる。
●今日の遺伝学
佐賀大学における遺伝子組み換え実験のルールより。
全力で吹きました。書いた人わかってるな!
●今日の海産
ある意味グロ注意。
このデザインはないわ……
●今日のホラーミステリ
角川ホラー文庫より登場。
『首無の如き祟るもの』以来絶好調ですねこの方は。『山魔の如き嗤うもの』も読んでおかないと。
今から期待です。
●WEB拍手レス
霙姉さんの場合
「人間が消滅して自然が再生し、その自然もまた太陽の膨張によって消滅する」
というところまで含めて、あの終末理論を持っていると考えてました…。
「宇宙の塵」とは、森羅万象全般の終末を指して言っていたのかな、と
言われてみればそんな気がしてきました……
終末論と言われるとどうも自然再生のイメージが抜けてしまう私であります。気をつけよう。
昨年、人類が突然消失した地球の未来を予測した科学書"The World Without Us"が話題になっていましたが、その邦訳『人類が消えた世界』が発売されております。
早速買ってきて読んでいる最中ですが、期待以上の好著。単なる空想劇ではなく、数多くの専門家への聞き取りや綿密なリサーチ、そして地球形成史や人類誕生史に基づいた思考実験が成されているため非常に説得力がありますね。
扱われる時代の幅は広く、人類消滅直後から五十億年後までを一望することが出来ます。
消滅から数日で排水機能が麻痺し、地下に貯まった水、そして雨水が地上に押し寄せニューヨークを水没させてしまうというのは衝撃的。東京にしても似たようなものでしょう。私たちは安全で安寧な都市生活を送っていますが、薄氷一枚を踏み抜けばそこに破滅が待っているというのを実感させられます。
巻末の参考文献も充実しており、読書ガイドとしても有益。これはお勧めですよ。
また、日経サイエンス2007年11月号に、『人類が消えた世界』著者であるアラン・ワイズマンへのインタビューを元にした「もし人類が消えたら地球は?」が掲載されています。タイトル通りの内容を概観しているほか、ニューヨーク崩壊のタイムテーブルがわかりやすく図示されており理解の助けになります。図書館などで探してみる価値はあるかと。
余談ながら、本書に記された「人類消失後の世界」は圧倒的な自然の力に充ち満ちており、終末的な色彩は全くと言って良いほどありません。
言うなれば霙姉さん的な、あるいはノストラダムス的な終末世界とはちょっと違うのですね(数十億年後ともなると話は別ですが)。
考えてみれば、消失してしまっている以上終末も何もないのは当然ではありました。
<関連リンク>
・終末の過ごし方
・『幻想文学 世の終わりのための幻想曲』
かの名作『ベルカ、吠えないのか?』が文庫落ちしておりました。
硬質な文体……というよりも聲による語りが絶妙な一作です。この機会にどうぞ。
●今日の名歌
これは嬉しい。
文芸文庫は本当にいい書を出してくれます。早めに買っておこう。
●今日の軍事
■市街地を走行して共産党本部へ向かう戦車部隊と超美少女兵士@ブルガリア・ソフィア
V林田さんのtwitterより。
記事のタイトルだけで陥落。戦車と美少女! 浪漫ですね。
●WEB拍手レス
そういえば明日はキング原作の「霧」が上映されますね。あれはいいホラー小説でした。
ところでヤスさんはこれまで読んだホラー小説の中でもっともゾッとした、あるいは慄然としたものはありますか。私は小松左京の「くだんのはは」と稲生平太郎の「アクアリウムの夜」あたりなんかが。どちらも説明しようと思えばできるけれどどれもそうだと断定できない、何とも言えぬ不気味さがたまりません。特に後者は忘れられぬ一作です。こちらで紹介されたとおり、もうとりつかれて離れません。稲生でした。
優れたホラー小説は例外なく背筋を凍らせるものであり甲乙付けがたいのですが……どれか一つ、と言われたらW・F・ハーヴィー「炎天」をあげます(『怪奇小説傑作集 1』所収)。
挿絵描きを見舞う奇妙な事態を絶妙な語り口で記した本作は、現在のモダンホラー、果てはサイコサスペンスに通ずるものを持っています。『怪奇小説傑作集』に収録されたきら星の如き作品群にあっても先駆性と語りの上手さは際立っており、絶品と言えましょう。最後の一文の切れ味は傑作短篇ならではのものです。
私用でラブサミには行けず。むうう、無念……夏に金スペのブースに行くしかないかなあ。
仕方ないので積み本を消化しています。今の一押しは『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』。地方の個性型書店を訪ね、読みたい本だけを追いかけた、都築響一ならではの書評集です。この人の本はどれもいいですね。amazonのレビューも参考になります。
復刊した『パルチザンの理論』も届きました。かなり薄手なのですが内容は濃厚です。じっくり読もう。
なお、今回のちくま学芸文庫復刊本は早めにお買い求めください。品切れになったらまた入手困難になるのは間違いないですし。
そういえばtwitterはじめてみました。カウンタのところにFlashも設置してあります。よろしければyasu42で検索してみてください。
●今日の量子力学
■シュレディンガーのぱんつ
少し前の動画ですがあまりに衝撃的だったので。もうタイトルからして突っ込みどころしかない。
ところでこれを見ていて思いついたのですが、観測するまで男の子か女の子か確定出来ないというのはどうか。いわゆる「男の娘」を観測することではじめて性別波動関数が収束するのです。
逆に言えばそれまでは重ね合わせの状態にあり、「男の娘」は男子でもあり女子でもあるというわけですな。ここからアンドロギュヌス幻想まではあと一歩であり、近代科学と隠秘学の幸福な結婚がですね(以下略)
●WEB拍手レス
ま、まさか我輩の心の兄貴、K(仮称)サマとご一緒にゲームをッ……!?
K(仮称)さんはすらりとした爽やかな好青年風のお方でありました。
ゲーム後半では色々大暴れでしたが。あの穴掘りはどうよ。