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2007年12月のアーカイブ
ついに2007年も終わりです。
今年は驚くほど穏やかな一年でした。ここ数年ゴタゴタ続きだったので嬉しい限り。混乱に続く安定はいわば充電期間でありまして、来年からはポジティブな方向への変化があると信じております。
一年間当庵をお訪ねくださり有り難うございました。願わくば皆々様に豊かな恵みがあらんことを。
そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
●今年の雑感
今年も様々な良書を手に取ることが出来ました。
そんな中で個人的ベストは『首無の如き祟るもの』ですね。「本ミス」や「このミス」での高評価も記憶に新しいところです。
本格ミステリとしての完成度と急転直下で奈辺に落とされるホラー性の両立が素晴らしかった。中でも、一つのピースをはめ込むことで無数の謎が連鎖的に暴かれるくだりはミステリでしか味わえない快楽を提供してくれます。既存の作品に比べると随分と読みやすかったのも好印象。
まだ読んでいない方は是非ともどうぞ。今なら手に入りやすいと思います。
シャーリィ・ジャクスンの名作『ずっとお城で暮らしてる』の新訳復刊は慶賀の一言でした。この作品については何度か書いているので省略しますが、非超自然的なホラーとしてオールタイムベスト級の傑作だと思います。『ずっとお城で~』に限らず、ホラーや「奇妙な味」短篇集の復刊が続いているのは、愛好家にとってまたとない喜びでしょう。この流れが続いてくれるといいなあ。
ゲームはあまりプレイ出来ませんでしたが、『世界樹の迷宮』と『Oblivion』はやり倒しました。後者は現在進行形でプレイ中です。片やダンジョン探索、片や広大無辺な世界を自由に闊歩すると、一見すれば正反対な両者ですがプリミティブな喜びを提供してくれるという点では共通するものがあるように感じます。
Oblivionといえば年末年始SS晒し企画をやっているようなので、プレイしている方は投稿してみてはいかがでしょう。
エロゲでは『ひまわりのチャペルできみと』に尽きます。プレイ中笑いっぱなしでしたよ。竹井10日テキストは最強ですね。ビジュアルファンブックのおまけディスクも良かった。いっちゃん好きは必見ですあれ。
ノンフィクション、新書、教養書、専門書の良書はそれこそ数知れず。少し前にも言及した『戦争の経済学』を推しておきます。感情に流れない分析がまことに有用な一冊でありました。
2008年も数多くの素晴らしい作品と出会えることでしょう。今から楽しみでなりません。
年収めの本屋周りをしていたのですよ。
科学書の新刊を見ようと物理学コーナーに足を向けたら、たまたま目に止まった怪しげな装丁の本が一冊。
タイトルを見れば
『まもなく世界は五次元に移行します』
……いや、それは物理や宇宙論の本じゃないから。確かに次元って書いてあるけど違うから。
日経サイエンスとムーが並んでいた時以来の衝撃でした。あの店は侮れない。
それはそうと、今年も終わりですね。
今年は何度となく更新が途切れがちとなり申し訳御座いませんでした。
毎年言っている気もしますが、来年こそはもう少し気合い入れて更新していきたいと思います。
●今日の同人誌
■randam_butterさん冬コミ発行物一覧
■金曜スペシャルさん冬コミ新作パーカー
共に3日目です。
randam_butterさんでは新刊の他、名著『俺と涼子』が再刷されます。あれほどのクオリティで記された「ルームメイト井上涼子」プレイ日記は、もう二度と現れますまい。お持ちでなければこの機会にどうぞ。
私も『俺とオマエとキミとキス』を買えたら買うつもりです。
あれだけ持っていないのですよ。もっとも冬コミ3日目は行けるかどうか微妙な所なのが悩ましいです。
金スペさんは「モケーレ・ムベンベ」と「UMAロゴ」のパーカーを新たに販売とのこと。冷え込みの厳しいこの時期、熱帯性のUMAであるモケーレ・ムベンベにあやかるのも一興かもしれません。
それにしてもUMAロゴパーカーは樹海探検などに着ていきたくなるデザインだなあ。
●WEB拍手レス
平井呈一と言えば真っ先に「アウトサイダー」を思い出す一介のラヴクラフティアンです。
確か冒頭に凄い詩を書いてたような。西洋伝奇物語は「大鴉」の日夏耿之介訳がゾクゾクしましたね。決して読み易いとは言えないのですが、あの風格は他にはありませんわ。
『大鴉』の日夏譯はたまりませんね。またとなけめ。
"Once upon a midnight dreary, while I pondered weak and weary"
が
「むかし荒涼たる夜半なりけり いたづき羸れ黙座しつも」
だからなあ。
原文より読みにくいという声すらある驚異の飜譯(間違っても翻訳ではない)です。
だがそれがいい。
そういえば今日はファイナルファンタジーIVの発売日ですな。
その昔寝食を忘れてプレイし倒したものです。
3D化、ボイス化と追加要素も多いそうですね。うーん、買うかな。主にリディアとエッジのために。
そういえば『ひまわりのチャペルできみと ビジュアルファンブック』も秋葉原では並んでいるようです。こちらも買わなければ。それにしても年末は色々出るので嬉しい反面、財布に優しくないなあ。
●今日の吸血鬼
■『伝奇ノ匣9 ゴシック名訳集成 吸血妖鬼譚』は来年2月か3月
待望の吸血鬼篇がいよいよ!
ゴシック名訳集成は西洋伝奇物語、
収録作品どうなるのかなあ。ポリドリの「吸血鬼」は是非とも欲しいところですね。平井呈一翁の翻訳だったら泣いて喜びます。
昨日の同人誌の件ですが告知が出ております。
表紙が素晴らしいなあ……さすがスーパーログさんだ。
一家に一冊、冬コミに行かれる方はよろしければお手にとってみてくださいませ。
●今日の姉様
リンク先はアトラク=ナクアスレです。 アリス456といえば名作揃いの傑作ファンディスクでした。アトラクが収録ゲームの一つだったというのは今思うと凄すぎる。
もう10年ですか……時間の流れは速いなあ。
●今日のダンジョン
気が付けば発売も二ヶ月後に迫っておりますよ。
世界樹1は今年度ベスト級と言える傑作だったので否応なく期待が高まりますね。はやく発売しないかなあ。
それにしても公式ページの影絵はクトゥルフTRPGのモンスター体長比較図にしか見えん……
●WEB拍手レス
「アイ・アム・レジェンド」、原作じゃアッサリ死んじゃう犬さんが結構出張ってて満足でした(笑)
しかし、わざわざ原題をカタカナで並べるよりも
「地球最後の男」のが綺麗で格好良いと思うんですがねえ。
あの改題はちょっと残念でしたねー。「地球最後の男」は良い邦題だと思うのですが。
とはいえ、映画のおかげで名作が復権するのは嬉しい限り。
改訳版は最後の一文が良かったですね。
気が付けば12月も半ば、2007年も終わりに近付いています。
今年は良い意味で穏やかだったなあ……数年ぶりに何事もなかった気がしますよ。
とはいえ、変化がないのはそれはそれで寂しいもの。鬼に笑われても来年の予定を立てておくこととしましょう。
取りあえずは公私両面に渡って目的を達成するべく頑張るとします。
●今日の復刊
岩波&復刊ドットコムGJ過ぎます。
リクエスト9票で良くやったと言わざるを得ない。
進化論はもとより、科学史や思想史を語る上で必読の一冊ですしね。私もちゃんと読んでいないので買おう。
●今日の同人誌
お疲れ様でした。
近々randam_butterさんで告知があると思われます。
蛮族専門誌「バルバロイ」には私もちょろっと書かせていただいておりますので、よろしければお買い求め下さい。私はともかく、他の執筆陣の方々が豪勢なことは保証いたしますので、はい。
個人的には黒川ケンキチ氏の詩画集が実に楽しみ。黒川ケンキチ氏のテキストは大好きなのですよ。
●今日の終末
原作は歴史的名作なので是非どうぞ。
ようやく一段落つきそうです。更新がいつになく滞り大変申し訳ありませんでした。
忙しい中、日々更新している方々には本当頭が下がります。時間管理をもう少し頑張らないとなあ。
●今日のひまチャき
■ひまわりのチャペルできみとビジュアルファンブック、12/21に発売
既に方々で話題となっていますが、ひまチャきを熱烈に応援する当庵としては取り上げないわけにはいきますまい。
竹井10日テキスト+いくたたかのん絵満載というだけでも買い決定なのですが、個人的に楽しみすぎるのは何といってもおまけディスク。
何せ主役は待ってましたのいっちゃんですよ。もう今から楽しみすぎます。
書店向けの画像も出ていますね。取りあえず唯菜さん自重。
発売が待ち遠しいです。なお、アマゾンさんのリンクはこちら。
●今日の巫女さん
……アニメイト、か……(何やら悩んでいるようです)
Oblivionが面白すぎて危険です。
どれほど危険かというと、山積みのタスクを放っておいてプレイしてしまう程。
一人MMOという表現がぴったり来ますね。Ultima Onlineでブリタニアを歩き回るのを好んでいたような方には全力でお勧めできます。
色々な方がどっぷりと漬かっていたのも納得ですわ。しばらく封印しないと何も手につかないぞこれ。
●今日のオカ板
オカルト板の長寿スレ「◆表に出ない、あなたの知ってる「ヤバイ」話◆」のまとめサイトです(リンク先は07/12/08時点の現行スレッド)
テーマがテーマだけに煽り荒しも少なくないですから、まとめサイトの存在は嬉しいですね。
息の長いスレなので内容は充実しています。個人的には巨大化の話が好き。
やっぱり定番なのですな、巨大生物……
●WEB拍手レス
スーパーナチュラルはケーブルで放送してたので最近見てますが、面白いですね。何話か忘れましたが、オカルトだけに留まってないトコが良かった。(りゅうと)
文字通りの超自然を扱っているのですね。
ケーブルなら家で見られるかもしれないので確認してみます。
スーパーナチュラル、個人的にX-ファイルほどではないのですが、小粒ながらも、よく出来たエピソードは(1stシーズンだけ視聴しましたが)いくつか見られます。
中でも「悪魔のいけにえ」のような一本は実に気持ち悪く、強くおすすめしたい所存にございます。
悪魔のいけにえ系となれば見逃すわけにはまいりますまい。
あ、X-FILESはその昔欠かさず見ておりました。モルダー、あなた疲れてるのよ。
モニターがついにお釈迦になられたので、LG電子のL194WT-BFを買ってきたですよ。
コストパフォーマンスに優れる好液晶モニタとのことでしたが、これはなかなか。ドット欠けもありませんし、19インチは快適です。今まで15インチCRTだったからなあ……
なんでもXBOX360にも使えるそうでして、本体を購入次第試してみるとします。
それじゃドライバ入れ替えやら何やらに行って参ります。パソコンいじりは、こういう作業をしている時が一番楽しいかもしれませんな。
あ、モニター変えたついでにOblivion始めました。PC版です。ちょいとカクカクしますが、なかなか快適。
Morrowindはかなり遊び倒したため、今作もじっくりプレイする予定です。キャラとかどうしようかな。
●WEB拍手レス
楳図かずお先生で思い出しましたが、海外ドラマで「スーパーナチュラル」というものがあります。
その1stシーズン終盤「呪われた肖像画」というエピソードのクライマックスに、楳図先生作品から抜け出したようなキャラクターが登場。
最近、雑誌などでも取り上げられ始めた作品でありますので、是非DVDレンタルなどでご確認いただければ幸いです。
スーパーナチュラルは前にもお勧めいただいたのですが、結局見損ねていますね……うーん、いかんいかん。
楳図キャラと聞いては見逃せますまい。今度こそレンタルに行ってきます。
原稿用紙換算の情報、ありがとうございます。
目に見えるとやはり違いますよねぇ。
紙に書いてるのが一番好きでモチベーション高まるんですが、流石に非効率ですし。
PC作業は特に遅筆なもので参考にさせていただきます
物書きに限らず、数値にするとモチベーションを保つのが楽になりますねー。
具象化するのは何につけ大事だと実感します。