Search
« 2007年10月 | メイン | 2010年12月 »
2007年11月のアーカイブ
●今日の未知の世界
この時代でも意外とあるのですね。日本でも龍泉洞や安家洞などは未踏破だったような。未探検のままである地底湖や洞窟は意外とありそうです。
人跡未踏の話を聞く度に思い出すのが、寺田寅彦が書いていたエピソードですな。
登山流行時代の今日スポーツの立場から嶮岨 をきわめ、未到の地を探り得てジャーナリズムをにぎわしたような場合でも、実は古い昔に名の知れない測量部員が一度はそこらを縦横に歩き回ったあとかもしれない。
上には上がある。測量部員が真に人跡未到と思われる深山を歩いていたらさび朽ちた一本の錫杖を見つけたという話もあるそうである。
『寺田寅彦随筆集 第5巻』所収「地図をながめて」より。青空文庫版はこちら。
深山幽谷に突立った錫杖のイメージが鮮やかに浮かびます。寺田寅彦の文章は沈着にして情感豊かであり、何度読んでも素晴らしい。熟読玩味したいですね。
●今日のミステリ
あまりにも完璧すぎて付け加えるものが何もない。
タイトルと内容に惹かれ『戦争の経済学』を読んでおります。これは名著の予感。戦争といえば感情的な主張が飛び交いがちですが、経済学の対象として分析を行うことで、至極冷静な議論を展開しています。経済学の入門書としてもいいんじゃないかな。実際に教科書として用いられているようですね。
何より、数式やグラフを多用している点が有り難い。百万言を費やすよりも、一つの式を操作する方が理解の助けになったりするのですよ。
読み終わり次第まとめてみます。
●今日の復刊
■ウィリアム・H・マクニールの『疫病と世界史』が中公文庫より12月に発売
大きな話題を呼んだ『 銃・病原菌・鉄』の着想元ともされる名著が文庫にて復刊の模様です。いや、さすがは中公文庫。GJと言わざるを得ません。感染症が文明に与えた影響を知りたいなら必読の一冊です。是非とも買わないとな。
なお、感染症と文明、そして人類との関わりについては『カミング・プレイグ―迫りくる病原体の恐怖』および『崩壊の予兆』もお勧めです。前者は原著1994年とだいぶ古びていながらも今なお精読に耐え得ますし、後者はは公衆衛生と感染症を論じて瑕瑾がありません。どちらも名著と呼べましょう。amazonマーケットプレイスだと随分と安くなっているので、お手元に一冊どうぞ。
●WEB拍手レス
おにがみ です。
よし 首洗って待ちます。
ちなみにスクリーム・クイーンのセリフでセイバーと凛が 楳図かずお の絵で脳内に再生されたのは、自分の頭が膿んでる証拠・・・あの人の絵は子供心にすごいトラウマをきざみつけてくれましたよ えぇ orz
楳図は別格です。色々な意味で。
楳図かずお版のウルトラマンとか怖すぎでしょう。
●今日の深海
■世界に2体のインドネシアシーラカンス標本、いわきで公開(各地より)
シーラカンスの原産地といえばコモロ諸島とインドネシアですが、今回展示されているのはインドネシア産ですね。K(仮称)さんも書いていらっしゃいますが、江ノ島水族館でも展示してくれないかなあ。何を差し置いても見に行きますよ。
余談ながら、コモロ諸島に生息しているLatimeria chalumnaeとインドネシア産であるLaimeria menadoensisとの遺伝的差異は結構大きかったりします。詳しくはミトコンドリアゲノムからみたシーラカンス2種の進化史をご覧下さい。
●今日の怖い話
■忘れられない心霊番組(Ak)
ううむ、懐かしい。あの胡散臭さが良いのですよ。
心霊番組といえば、私も一つだけ忘れられない写真があります。昼間にやっていた心霊写真特集で取り上げていたのですが、学校らしき場所の空中写真、そこの森の中に和風長髪の人形めいた巨大な姿が写っているのがあったのですよね。その像がやけに鮮明だったことを今でもはっきり覚えています。
あれは何だったんだろう。いやまあ、確か小学生か中学生時分のことなので記憶が改竄されている可能性は高いのですが。
●WEB拍手レス
いつの間にやらAVP2の日本語版サイトが出来てますな。 ゲームとかではカッコ悪い造形が多かったプレデリアンがこんなにもカッチョ良く…… 取りあえずコイツは俺の嫁。
こちらですな。トップページからして期待せざるを得ません。
試写会のプレミアツアーも応募受け付け中のようですね。プレデター派で応募してみました。
ひとまずは「アッシュさんショッピングモールのピエロ就職おめでとうございます」と(笑)
正直、ボーヒーズさんに習って鉈でも振り回すのかと思ってたんですがねえ。
しかし這い寄る混沌がここまで暗躍している作品といったら、やっぱり「ファントム・バレット」のガンスリンガーも登場しないかしらとwktkしてみたり。
当初はチェーソーとナタでの二刀流でした。イメージ的な問題でチェーンソー二刀流@レフティ保安官になりましたが。
ファントムバレットは大好きなのですが、情報量が足りなくて断念いたしました。連載にならないかなあ、あれ。
というわけで、アウレオールス16話を更新しました。今回はアッシュとアルバ祭りです。
注意は払っておりますが、誤字脱字や問題点などありましたらお知らせくださると助かります。
では、少しでもお楽しみいただければ幸いです。
●今日の生き地獄
■自らの中二病体験をカミングアウトする(各地より)
これは悲惨な黒歴史。誰もが通る道とはいえ、放課後のジョーカーはないだろう。
まあ私も引っ越しの折に中学高校時代の設定ノートやTRPGオリジナルシステムが出てきたりしましたのですが。ここに書くのもはばかれる単語が並んでおりました。
ええ、当然封印しましたとも。
●WEB拍手レス
>数値換算して枚数管理大したことではないのでお恥ずかしいのですが……フリーソフトの「原稿用紙換算」を用いて、書いた量を定量的に把握、その後、枚数を日付別に記録するようにしてみました。ある日は原稿用紙3枚分、別の日は5枚分とノートに書いておくのですね。
詳細教えて欲しいですのー。参考にさせてください。
てっきりと「覚悟しろよ」の掛け声とともに芝刈り機でアッシュ大暴れ!と思っていたのですが、ライオネルではなくデニス・ホッパー仕様でしたか。怪奇幻想の中にほどよくスプラッターが混ざっていていい感じでした。終わりあたりのご老体の妖艶さ、胡散臭さもらしくて良かったです。今後も楽しみにしてます。芝刈り機とデニス・ホッパーがすぐに出てくる貴方が大好きです。レフティ保安官サイコー。
書かれた文字の一つ一つを楽しませていただきました。有り難うございます。
細部に至るまで、緻密に描かれた描写と、その状態を表現する言葉の美しさに脱帽です。
あと「チェーンソー二刀流」が最高でした。思わず顔がにやけました。で、ありながらも心は熱く。
……今回もお美事にございます。
お久しぶりです。 おにがみ です。
イヤー待ってましたよ 『アウレオールスの夜に』
待ってましたよ 待ってましたとも ま ち ま し た よ ・ ・ ・ 待たせすぎじゃ( ゜Д゜)ゴルァ!!
はい ごめんなさい orz ごめんなさい orz ごめんなさい orz 吊ってきますので、お許しください orz
今回も面白かったです。 アルバとアッシュの仲のよさといい 間違ったジャパニーズ・スタイルといい スクリーム・クイーンといい もう最高。
アッシュの暴れっぷりといい ワルプルギスの魔女とアルバのかけあいといい 棺桶の土(新宿・ロンドン・アーカム 聞いたことのある地名の土が使われてそうだ)といい もう至高である。
ところで、ワルプルギスの魔女と這い寄る混沌の関係はどのような関係なんだろうか?
それでは、次回も楽しみに お ま ち し て お り ま す 。
いや申し訳ありません。
次回はもう少しペース上げます。多分上げられると思う。上げられるんじゃないかな。ま、ちょっとは覚悟しておけ。
ご老体と這い寄る混沌については……今のところご想像にお任せします。その内本編にて。
アウレオールス16話を仕上げました。お待たせして申し訳ありません。
一応少し寝かせて、誤字脱字をチェックすることとします。明日の夜にはブログ版、HTML版両方アップ出来るかと。
数値換算して枚数管理するようにしたら速度が上がったので、次からはもう少しペースを上げられるといいなあ……
取りあえず今夜は、何故かブックオフに大量に並べてあった『世界宗教史』を読んで寝るとします。訳文が少々読み辛いですが、これは目を通しておかないと。
![]() | 秘密の動物誌 (ちくま学芸文庫 フ 28-1) ジョアン・フォンクベルタ ペレ・フォルミゲーラ 管 啓次郎 筑摩書房 2007-11 売り上げランキング : 6017 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
学芸文庫にて復刊されました。ちくまさんいい仕事しすぎ。
詳細については前に書いた読書録を参照してください。Wikipediaにも記述があります。
『アフターマン』系の本が好きな方には絶対のお勧めですよ。是非に。
●今日のツインビー
■コナミの新作シューティング「オトメディウス」にツインビーからマドカ参戦(WEB拍手より)
おお、この作品のマドカはツインビーのマドカでしたか。未チェックでした。情報有り難うございます。
そういやウィンビー国際的アイドル化計画という黒歴史もあったなあ……
●今日の古代世界
■東京農業大学「食と農」博物館にて「『今を生きる古代型の魚たち』第2期」展示中
ハイギョ類、オステオグロッサム科(アロワナ、ピラルクなど)、ポリプテルス科、ノトプテルス類、カーパイク類を展示しているとのこと。他に化石もあるようです。
シーラカンスをはじめとする古代魚を一望するまたとない機会ですね。
これは行かないとなあ。展示数は20種ほどと少な目ですが、それを補って余りある価値がありそうだ。
だいぶ持ち直してきました。
師走に向けて自重しながらも頑張らないとな。
ところで最近、工人舎のモバイルノートに心惹かれております。掌サイズでこのスペックは魅力的すぎますわ……メインマシンとするには力不足でしょうが、出先で色々やるには便利そうですよね。SSDモデルはまだ割高ですが、HDDならそうでもありませんし。
とはいえ、1kg前後といえど荷物になるのもまた事実。モバイルギアが復活してくれればベストに近いのですがねえ。
ちなみに私はMC/R330を愛用しています。単三電池二本で二十時間駆動という連続性、650gという軽量、下手なノートパソコンより打ちやすいキーボードと、ネット回線を必要としないなら文句なしの名機です。モノクロ液晶は目が疲れますが、まあそれは仕方ない。ATOK搭載なのも◎。
●今日の復刻
しまった、九月にこんな企画があったとは。
個人的注目は「蛔虫」と「石炭」でしょうか。岩波写真文庫が発売されていた1950年代といえば、蛔虫の感染率は80%を超えていたといいます。そんな時代だからこそ出版し得た本かもしれません。今では医学エッセイや寄生虫学の本でしか見かけないしなあ。
後者のポイントは、全盛期の軍艦島を写真で見ることが出来る点でしょう。Wikiによれば「炭鉱施設・住宅のほか、学校・店舗・病院・寺院・映画館・理髪店などもあり、島内において完結した都市機能を有していた」とのことで、当時最先端の近代都市であったことは疑いを入れません。建物のほとんどが鉄筋高層だったようですしね。
その軍艦島は、今や廃墟となり多くの愛好家を惹き付け、ゲームや小説の舞台としても登場、さらには有名になりすぎて立入禁止となる始末(公開予定はあるようですが)。月並みな言い方ですが、時の流れとは恐ろしいものです。
●今日の合言葉はBee
■気が付いたらツインビーPARADISE DVD/BOXが出ていた
いやー、油断しているうちに発売されていましたよ。
かの名作、ツインビーPARADISEのDVDが。
私は直撃世代なので感慨深いものがあります。当庵を訪ねてくださっている中にも、ベルを付けていた方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そして「Twin Memories」を聞いて郷愁に浸る私。おもいでーひかるまーちはー(以下略)。
何かと手につかない状況です。ひい。
だがまだまだやられんぞ。
●今日の向日葵の世界
ひまチャき最強のデレを誇る百寺雛梨さんの一枚絵がトップに掲載中。
いや、可愛い。悶絶するほど可愛い。
「出てくるキャラ全て好きになってしまいます」と書いていらっしゃいますが、本当にそんな作品でした。 思い出しただけで和めるなあ。
●今日の期待のミステリ
十月中には結局出なかったのでやきもきしていました。
傑作『聖女の島』も復刊されて発売中ですし、皆川祭りですね。うーん、楽しみ。
伯爵こと井上雅彦唯一の長篇ミステリが待望の復刊です。
私はしばらく前に古本で読んだのですが、素晴らしい作品でした。超人的な芸を誇ったサーカスのスターたちが住まい、サーカスの列車と3つの巨大な天幕を備えた養老院、という舞台設定だけで買いでしょう。ホラー作家としても一家を成している著者らしく、全編に渡って幻想的な雰囲気が漂っております。ワトスン役がしっかりしているのも◎。
お勧めなので是非どうぞ。
●WEB拍手レス
SS破棄は残念ですが、次を期待します。また「彼方此方」や「魂魄妖忌只今参上仕る」のようなどっしりとしたものや「東方温泉郷」みたいな変な話なんかを楽しみにしてます。
出来る限り頑張ります。
ボツったとはいえ再利用することはあるかもしれませんので、次をお待ち下さると幸いです。
もうご存知かもしれませんがハヤカワSFの新刊『時砂の王』。
こいつが昨今の時間系SFでは抜群に素晴らしい出来なのでお勧めしてみます。
個人的一押しはカティサーク。なにこのツンデレメカ。
時砂の王は評判いいですねー。
色々積んでいますが早めに読もうかと。
書いてたSSはどうにも文章のまとまりがつかず一旦破棄。しょんぼり。
反省して次のに行こう。
ところでここ数日、お勧めいただいた『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』、『聚楽―太閤の錬金窟』、『黎明に叛くもの』の宇月原晴明三部作を読み終わったのですよ。
いやあ、素晴らしかった。奇想という意味では荒山先生に匹敵するかそれ以上ですね。澁澤・種村の系譜に属する異端嗜好も大変好み。
マイベストは『聚楽』。モチーフもキャラもプロットもたまらない。異端審問官のあの人が格好良いんだこれが……
そのうちちゃんと書きます。
●今日の新刊
東出さん来ましたね。発売が楽しみだー。
●今日のホラー
スレ中でも言われていますが、バイオハザードはどうにかなる(かもしれない)一方、サイレントヒルや零の世界だったら絶望ですな。『THE ROOM』に至ってはあの部屋にいるだけで気が狂いかねん。
●WEB拍手レス
なにやら『秘密の動物誌』が近々復刊するようです。こちらで紹介され、欲しいなあと思ってただけにこれは嬉しいところですわ。ほんま、ちくまさんはええ仕事しはる……。
ちくまさんGJすぎですな。あれは名著ですよ。
復刊ということはちくま文庫かな。だったらもう一冊買ってしまいそうだ……