2007年01月のアーカイブ

生きてます

あと二週間だ。

●今日のWiki

自己愛性人格障害

 解説はともかく、「関連項目」がウィットに富みすぎ。
 まあ確かに現実にいたら困った性癖かも……

●WEB拍手レス

 壁紙有難うございました(私信)

>>奇々怪界
>SFC版「謎の黒マント」は和洋折衷、美麗なグラフィック、そして辛口難易度と、実に思い出深い作品であります。
>新作にもちょっとだけ期待。

 難易度はちょっと辛口だと楽しいですよね。
 あの雰囲気もたまらない。

>スーパーホラー大戦、個人的には「天使の囀り」のブラジル(ウアカリ)脳線虫もしくは「クリムゾンの迷宮」よりグールに是非参戦をして頂きたいものです。
>そんな自分は貴志祐介氏に最近嵌ったにわか読者ですが。
>あと変り種としては「富江BEGINNING」の担任の先生など如何でしょう。

 それでしたら「黒い家」のあの人などいかがでしょう。下手なモンスターよりよっぽど怖そうだ。

投稿者: 日時: 20:24 | | コメント (0) | トラックバック (0)

070106雑記

 ホルスト・ガイヤー『馬鹿について』を読んでおります。

 名は高いもののあまり読まれていない本書、時代の刻印は隠すべくもありませんがさすがに読ませます。著者の筆は辛辣ですが、鋭い知性と自己を相対化する視点、そこはかとないユーモアが魅力的。精神病理学の観点から見れば時代遅れの点も多いのでしょうが、卓抜な批評としては十二分に読む価値がありますね。
 
 結びである「人生の愚かさについての格言集」は色々な意味で危険。どのような格言が記されているかはこちらをご覧ください。かなり辛辣なのでご注意を。
 凹んでいる時に読むと手痛いんだよなあ、これ。

●今日のオカルト板

スーパーホラー大戦

 これはちょっとやってみたい。

6 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/01/03(水) 12:41:48 ID:tjb8GXla0
第3話「噂の霊幻道士」
初期配置 道士(ラム・チェンイン)・弟子
敵初期配置 キョンシー・バンバンシー
味方増援 風水士・ブレイド・カラス神父

敵増援 ピンヘッド・デモンズ・伽耶子・ジグソウ

 夢のクロスオーバーですな。
 ついでにニカウさんにも出て貰おう(参考:キョンシーアフリカへ行く)。
 ホラークロスオーバーなら、貞子 vs 伽耶子 vs 富江とかあったら絶対見るんだがなあ。


●WEB拍手レス

>都築響一氏の「珍世界紀行」という書籍をご存知でしょうか。
>やや値段は張るものの、ビジュアル多数で(個人的にですが)値段以上の内容でありましたので、お勧めいたします

 発売当時に買って愛読しています。
 氏の作品でしたら、90年代初頭の東京を写した「TOKYO STYLE」も良書ですね。

投稿者: 日時: 22:32 | | コメント (0) | トラックバック (0)

読書録:中東理解への歩み――「イスラーム主義とは何か」

イスラーム主義とは何かイスラーム主義とは何か
大塚 和夫

岩波書店 2004-04
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 良書です。新書のイスラーム本では、『イスラームとは何か―その宗教・社会・文化』と本書がベストじゃないかな。

 一般に、中東各国における過激な運動は、「イスラーム原理主義」という言葉で一くくりにされがちです。著者はこの単純な理解を強く批判し、「イスラーム主義」と「イスラーム復興」という概念を提示します。前者は、近代化を取り入れながらもあくまでもイスラームに基づく共同体を構築しようとする試みのこと。対して後者は、イスラームの伝統的な文化の復興を示します。イスラーム主義は政治的活動、イスラーム復興は文化的活動といえましょう。

 本書は五章構成になっており、一章から三章では、十八世紀から二十世紀前半におけるイスラーム共同体内部の改革運動を概観し、それらが二十世紀後半からのイスラーム主義運動へと受け継がれていることが示されます。
 四章ではイスラーム復興について述べ、五章ではそれまで個別に論じてきた運動に対して総合的な分析をくわえています。
 章の構成と論述の進め方は丁寧であり解りやすい。新書という制約あるサイズで、これほど整った論を書ける方はなかなかいません。索引も充実しており、著者の学問的誠実が窺い知れます。

 これらの章を通じて著者が提起するのは、近代化=西洋化という「常識」への疑義です。欧米的西洋化の他にも多様な「近代」が存在し、さらにイスラーム内部においても独自の「イスラーム的近代」が様々に在るのではないかということです。
 この指摘は実に深く、重いものがあります。一般に私たちは、自分が属しない文化への想像力を失いがちです。友人たちとのグループのようなレベルですら、他グループとの見解の相違に悩まされることはありましょう。地域や国家の単位ならばなおさらです。
 大切なのは実証的な理解であるとの強調は、考えてみれば当然のことだけに重いものがあります。

 イスラームの歴史を学ぶ上でも有用。スンナ派を中心に手堅くまとまっており、特にサウディアラビアについての記述に優れます。教科書的にも利用出来るのではないでしょうか。

 なお、五章後半から終章にかけて、イスラームと近代の関わりを今後いかにして考えてゆくか論じられています。興味深い指摘が多々あるのですが、ページの制約もあったのか詰め込みすぎて理解しにくいものとなってしまっています。他の著書を読んでくれということなのかもしれませんが、もう少し分量がほしかったですね。

 巻末には参考文献が多数。中でも、『民族とナショナリズム』と併読するのがお勧めです。

 最後に印象に残った文章を一つ。

なぜならば、われわれはイスラームという呪文を唱えれば、十三億の同時代人の世界観や行動様式がすべてわかってしまうという幻想にとりつかれているからである。たしかに彼/彼女らは、たとえばキリスト教徒や仏教徒と比較した時には、ムスリムとしての共通性をもつであろう。だからといって、彼/彼女らが常に同じパターンで世界を認識し、同一の行動をとっている、と思い込むのは間違いである。(pp.188-189)

 イスラームに限った話ではありません。
 心に留め置きたいところです。

投稿者: 日時: 21:48 | | コメント (0) | トラックバック (1)

070102雑記

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 月末までタスクが山積みなので更新やSSは途切れ途切れになると思います。その分、2月3月は頑張らないと……

●今日の何かが空を飛んでいる

UFO情報をネットで公開 仏国立宇宙研究センター赤兜

 嬉しい試みですが、フランスでのUFO話はあまり聞いたことがないですね。UFO本でも出てこないしなあ。

 UFOについて包括的に知りたい方は『人類はなぜUFOと遭遇するのか』と『政府ファイルUFO全事件―機密文書が明かす「空飛ぶ円盤」50年史』をどうぞ。『何かが空を飛んでいる』も基本文献なのですが、手に入らないんだよなあ、あれ。

●今日のオカルト話

【寺】寺社のオカルト話【神社】

 正月ですので基本として。
 神仏の居ます地だけあり、寺社の怪奇談には事欠かない様子です。


●WEB拍手レス

 大長文は一部抜粋でご勘弁ください。

>父親から聞いた話

 貴重なお話を有難うございました。
 いわゆる「幽霊」の実在非実在はともかくとして、多数の噂が立ち上るということは、矢張り相応の何かがあるのでしょう。
 一度訪ねてみたくはありますが……民間人は無理だしなあ。

>まだ火達磨にされた人の話が最近だった頃に、犬鳴き峠には行った事があります。
>街灯すらなく、真っ暗な旧道はそりゃ恐ろしげでしたが、今日言われるような事はなかったですよ?
>3回ほど行ってみて、しかも最後にはトンネルで夜明かしという芸までしたのに幽霊の音すら聞けず…。
>確かに完全な山の中ですから、都会暮らしの人たちの妄想を育むには持って来いの場所かもしれませんが、因縁話がついて回るほど、不可思議な場所ではなかったです。
>ちなみに、よく公衆電話の幽霊の話も取り沙汰されますが、友人たち(どうしようもない連中ですが)によれば、あの辺りは元々引っ掛けた女の子を放置する事が度々会ったとか。
>情交の後に、半泣きで歩いてる女の子を見たら、そりゃ幽霊に見間違えるよなと言っていたものです。

 現地からの情報、有難うございます。
 何かの雑誌で峠を訪問した記事がありまして、そこでも同じようなことが書かれていました。
 都市伝説や怪談の現場を訪ねてみれば拍子抜け、というのは結構あるのでしょうね。噂に尾鰭が付くのは今も昔も同じですし……
 そういえば実家近辺の幽霊スポットも、実際は溜まり場だったもんなあ。

>後、田舎者から疑問を一つ。
>所謂、境界は人の心にこそあるんではないでしょうか?
>普段暮らしている場所の中、その生活圏のほんのちょっと隣、よく知っているはずの場所のちょっと先の曲がり角とか。
>山にしろ海にしろ、其処に暮らしている人たちでさえ、知ってるつもりで知らない場所は山ほどありますから。
>場所を区切っては境界は見失うと思いますが?
>所詮、線引きは人が勝手にしているもので、其処にある者たちには何の効力もないんですから。
>家の田舎では普通に家の中に狸も来ますし、道を雉やら猪やらが通ります。
>きっと彼らには境界なんてないんでしょうねw

 なるほど、確かに言われてみればその通りかもしれません。
 もっとも、古来境界と呼ばれる地が存在してきたのもまた事実。少なくとも人にとって、より正確には人が成した文化にとってその種の概念は必要だったのでしょう。おそらく、今でも。

>どうみても人魚姫の父親はヨグ=ソトホースです。これからは「コペンハーゲンの怪」とでも呼びましょう。

 あの姿だと深きものが崇めていてもおかしくないですな。

>あけましておめでとうございます。
>一応年賀壁紙をメールで送っておきました。
>それでは、本年もアウレオールス楽しみにしております。
>では。

 拝見しました。常々ありがとうございます。
 今年こそはアウレオールスの更新を頑張ります……

投稿者: 日時: 22:55 | | コメント (0) | トラックバック (0)