ブレイド・オブ・アルカナ3rd簡易プレイレポート

 先日の日曜日に『ブレイド・オブ・アルカナ The 3rd Edition』をプレイしてきたので軽くレポートを。

 シナリオは自作『フランデルンの嵐』前後編。GMは私でした。
『フランデルンの嵐』のハンドアウト類はこちらを参照してください。
 なお、またプレイする予定があるため、内容にはあまり触れない方向でのレポートとなります。


■PCたち

●シナリオ1:1065年

▼PC1
“Blue Knight”カッツ(アングルス=グラディウス=コロナ/19歳/男)

 PLはNATRONさん。
 ツェルコン戦役により滅ぼされた亡国の王子。王位継承権第一位の兄を探しつつ、傭兵団を率いる若き騎士。
 生真面目で融通がきかないが、配下の荒くれ共には慕われており、その傭兵団は固い結束を誇る。国の再興が目的。
 今回のゲストであるカミラ・ボールシャイトとは良き相棒。

▼PC2
ドクトル・スティンバルト(アングルス=デクストラ=マーテル/60歳/男)

 PLはKouさん。
 ハイデルランド全土に平和をもたらすべく、大頭脳ゲヒルンの開発に全精力を注ぐ老デクストラ。一般にゲヒルンを開発されたとされるゲンスフライシュは、彼の作品にして助手らしい。
 科学万能の理想に燃える狂的科学者。
「安心したまえ、ゲヒルンは安全だよ。暴走の危険など万に一つも……そう、万に一つもない!」

▼PC3
レナーテ=シュローダー(アルドール=アダマス=アダマス/17歳/女)

 PLはtovetaさん。
 かのゲオルグ=シュローダー伯の姪にあたる、ガイリング二世に仕える若き少女騎士。ざっくりとした短髪に、男勝りの気概を備えた気丈な少女。カッツに対してはツンケンした態度を取る一方、スティンバルトを「先生」と仰ぐ。騙されてるぞ。

▼シナリオ一口メモ

 亡国の再興を巡る攻防の物語。1065年、覇王ガイリング絶頂期という時代背景もあり、ブレダの内患に立ち向かうという構図になった。


●シナリオ2:1070年

▼PC1
“青い死神”カレスティア・カバニーリェフ(グラディウス=コロナ=アルドール/24歳/男)

 PLはNATRONさん。
 カッツの五年後の姿。カミラと別れ、傭兵団もほぼ全滅し、全ての希望を失った折れた剣。戦場から戦場に流れるだけの荒んだ生活を送っている。
 本編は結果的に彼が失われたものを取り戻し、喪失から立ち上がるまでの物語となった。名実共に今回の主役。

▼PC2
グロース・エンゲル(クレアータ=デクストラ=マーテル/0歳/男)

 PLはKouさん。
 ゲヒルンの暴走に心を痛め、ゲヒルン型二号機、グロース・エンゲルに己が頭脳を移植したドクトル・スティンバルトの姿。外見はロボット刑事。
 素性を隠し、ゲヒルンを破壊する方法を得るためにハイデルランドを彷徨う。グロース・エンゲルがこのようなキャラだとは誰が想像したろう。
 特撮ネタ満載。別名一人スーパー石ノ森大戦。
「鉄の悪魔を叩いて砕く。私がやらねば誰がやる!」
「自ら生み出したあれとともに死す、今更何のためらいがあろうか!」

▼PC3
レナーテ=シュローダー(アダマス=アダマス=グラディウス/22歳/女)

 PLはtovetaさん。
 ブレダ王国の中で着実にその足場を固め、今や一端の騎士となったかつての少女。髪を伸ばし、美しく育ち、精神的にも落ち着きを備えた。濡竜将にも任命されており、ガイリング旗下の期待の星である。
 PC1であるカッツを精神的に励まし、影から支える役割。文句なしに正当派ヒロイン。ツンツンしていた少女騎士が落ち着いた美貌の女性騎士になるという構図は素晴らしい。

▼シナリオ一口メモ

 1065年のシナリオで新たに発生した因縁に片を付ける展開。前編でPC間の関係性を構築出来ていたので話がスムーズに進み、会話にも奥深さが出ます。このあたりがエピックプレイの良いところ。
 袂を分かつこととなったカッツとカミラの物語を演出しきれなかったのが心残りでした。もうちょっと外連をきかせてもよかったかもなあ。昔を懐かしむ会話をもう少し「それっぽい」舞台にしてみるか。廃城とか寝室とか。
 あと「殺人ゲヒルン光線」は本当にどうかと思った。

■感想

 エピックプレイの面白さは特筆もの。
 ルールブックに記されている事柄だけでも十二分に、歴史の流れを追体験するという喜びが味わえます。今回ならシナリオ1、第二次北征に出立するガイリングとPCの会話などにそれが顕著。このルールは是非とも採用すべきです。キャラの関係性の移り変わりなど、大河歴史小説を読んでいるような楽しさがあります。

 今回はPLの皆さんが友人知人でも指折りの上手い人ばかりだったので安心してマスタリング出来ました。そのおかげもあってセッションは大成功。楽しんでいただけたようで幸いです。
 PCも魅力的だったしなあ。特にKouさんのグロース・エンゲルは素晴らしすぎた。まさかオープニングで本当に大鉄人17を再現してくれるとは。それがブレカナ世界に妙にマッチしているあたり素晴らしい。
 NATさんのカッツの騎士物語的な格好良さ、tovetaさんのレナーテの変遷も心地良い。レナーテはtovetaさんのヒロイン力爆発でしたな。後半のカッツとの会話は最高でした。フレア飛び交いまくり(ゲーム違います)。

 結論:素晴らしく楽しいセッションでした。また遊びましょう。


●WEB拍手レス

>ブレカナ3rdを購入されたのですね。
>どんなリプレイをされるのか凄く楽しみです。
>された後でどんなリプレイになったのか、ぜひとも知りたいのですが……。

 簡単なレポートとハンドアウトをアップしたのでご覧下さいませ。

投稿者: 日時: 2006年04月11日 23:24 Web拍手

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