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最近ぐだぐだ気味でしたがほぼ回復。
何が原因か考えてみたら春だということに気付きましたよ。そう、春といえば花粉症です。私、花粉症の時期は頭痛と怠さに襲われるのですな。咳や鼻水は殆ど無いのですが。去年一昨年あたりは然程きつくなかったんだけどなあ。実家の方が関西より花粉きついんだろうか。
さて、本日の読書録はこちら。
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書店ではビジネス書のコーナーに置いてあることが殆どですが、実際には、「日本語で読める現代地政学の教科書」です。
地政学の成り立ちを序盤で概説した後は、アメリカ政府が地政学のいかなる理論を採用し、政策を立案してきたかに焦点を当てて解説していますね。
なお、地政学がどのような学問についてはWikipedia参照です。
本書を一貫する主張は「アメリカに限らず、諸国は地政学を背景に政策を決定してる。そのため、政策の裏を読み対抗手段を得るために地政学を学ばねばならない」というものです。主張の当否は兎も角、本邦で広く教えられているわけではない学問の体系を掴むことは重要でしょう。
また、姿勢としては地政学の基礎知識を伝えることに徹しているため、思想的に偏向した記述が少ないです(絶無ではありません)。米国政府や有力団体が関わっているとされる陰謀論を意識した記述や、反地政学的な立場の紹介などもあり、ただの教科書には終わっていません。
日本語の地政学のまともな本は少ないうえ、冷戦後にまで触れたものは殆どありません。そういう意味で本書は貴重です。
多少筆が滑ったと思われるところがあり、剽げた記述も散見されます。このあたりは好みが別れるところでしょう。最も、一歩間違えるとトンデモや陰謀論に足を突っ込む羽目になりかねないこの分野、多少軽い調子で書いたほうが間違いないのかもしれません。
個人的には、日本でおきたスキャンダルや米国の外交政策に関する新しい見方を得られたことが収穫でした。
国際政治や現代地政学、それに戦争という行為と背景に興味のある方にお勧め。いわゆるミリタリー・マニアの方にこそ手にとって欲しい一冊です。
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