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オカルト板のスレッド「不可解な体験、謎な話~enigma~」のまとめサイト。
「ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、幼い頃の不思議な記憶、見えるはずのないもの。そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド」という趣旨のスレだけに、興味深い話が多数集められています。
どうにもこうにも説明がつかない、語ったとてどうという反応も望めない、けれど心の片隅に何かひっかかるものがある、そんな話の集積。「新耳袋」「超怖い話」などの実話怪談本にもこの種の話は結構収録されていますね。
説明しようと思えば説明出来る話も多いのでしょうが、決定的な解釈を頑なに拒む話が残るのもまた確か。そこがいい。
まとめサイトに収録された話で個人的に興味を惹かれたのは以下の話。
・トンネル
・都庁のエレベーター
・大男
・奇妙な画像
・人形
「奇妙な画像」はお婆さんのオノマトペがかなり怖い。
他にもいい話が山ほどあるので思わず読みふけってしまうですよ。
あと現行スレの
13 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/14(火) 21:27:16 ID:HQS9ll/g0
不可思議でも謎でもなくて、かつ他板でも書いたような話でよろしければ・・・。
バイクで小川沿いの林道をトコトコ走っていたら、小川にちいさな丸太橋がかかっているのを発見、早速歩いて対岸に渡ってみることに。
そしたら対岸に渡りきる寸前の所で、サワガニがこっちを向いて
「ここは通さん」 V(・ω・)V
とばかりにツメを広げているのを発見。またぐのも失礼かな、と思い突ついてみたが退かない。その様子が妙に可愛いせいもあり、「まあ来るなと言ってるのだろう、今回はやめ」と引き返す事に。
「先に進んでいたら何かが起こっていたのだろう、きっと神様が止めたに違いない」
とはまったく思わない霊感ゼロな自分のちょっとした出来事でしたw
にちょっと和んだ。
近年、この種の話は「新耳袋」「あやかし通信」「文藝百物語」などに収められ、定着してきた印象があります。が、我が国では長い長い伝統がある話でもありまして。実際、古典軍記随筆などなど、多方面で奇妙な話は記されています。
●奇妙な話好きな方のために
で、ここで、奇妙な話を扱ったの古典の一部を紹介。基本的に新刊で手に入り、読みやすいものを選んであります。
「奇談」(須永朝彦/国書刊行会)
古代から幕末までの説話集・歴史物語・軍記・随想から、「奇妙な体験」を厳選した奇談集。奇談の数々は流麗な文体で現代語訳されており、読みやすいです。原文の品格を保った訳は流石の一言。
「耳袋〈1〉」(根岸鎮衛/平凡社ライブラリ)
「耳袋〈2〉」(根岸鎮衛/平凡社ライブラリ)
江戸後期の巷説奇聞を集めた随筆集。狐狸妖怪譚から庶民の風俗・犯罪までが収録されており、その幅は奇談や怪談のみに留まりません。
根岸鎮衛は下級の出でありながら、最後は江戸南町奉行まで勤めた武士。「耳袋」に記された話を聞き書いた期間は30年間に及んでいます。
奇譚に関する古典中の古典の一つです。
「耳袋の怪」(根岸鎮衛・志村有弘/角川文庫ソフィア)
上記の「耳袋」から怪異譚をピックアップし、現代語訳したもの。原文は収録されていませんが、手軽に「耳袋」の世界に触れるに最適です。
「新編 百物語」(志村有弘/河出文庫)
「今昔物語集」や「古今著聞集」といった古典から怖い話、奇妙な話を集めて現代語訳したもの。 「耳袋の怪」同様、手軽に古典の世界に触れることが出来ます。
「夜窓鬼談」(石川鴻斎/春風社)
古今の怪談奇談を集めた、明治時代の古典の現代語訳。長らく入手困難でしたが、近年新刊で発売されました。実に目出度い。
澁澤龍彦が言及し、小泉八雲が底本にしたということから、その質は推して知るべし。良書です。
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