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文体模写スレッドを読んでいたらふと思いついたので書いてみた。
ちなみに文体模写スレッドは2ch史上屈指の名スレッドなので知らない方は必読です。
・原文
ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと覚めてみると、ベッドの中で自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気がついた。固い甲殻の背中を下にして、仰向けになっていて、ちょっとばかり頭をもたげると、まるくふくらんだ、褐色の、弓形の固い節で分け目をいれられた腹部が見えた。
・隆慶一郎仕様
グレゴール・ザムザが目を覚ますと、体が毒虫となっていた。
ザムザは短躯だった。胴長で足が短い。腹部には分け目が入っていてまるく膨らんでいる。滑稽といえる姿である。
それでも身を横たえれば堂々として見えるのは、毒虫としての貫祿といえようか。
ザムザは自分がこのくらいの変化でどうなるものではないと知っている。確かに変事には違いないが、ザムザの頑健な体と鋭い頭脳は充分に、今まで以上の働きを見せるはずである。
ザムザの不安はその後にあった。いかに優れた男でも、いや、優れた男であればあるほど、身体を失った痛手は大きい。それは今まで積み上げてきた、あらゆる技術の崩壊を意味する。すぐれた男ほど、その落差に絶望するはずである。
だがグレーゴル・ザムザは『いくさ人』である。
『いくさ人』とは例外なく優れた現実主義者である。そうでなければ、戦国の世で生き残り名を上げるなど出来るはずも無かろう。
ザムザが触手を叩いた。人を呼ぶためである。
「何か……?」
妹が尋ねた。
「腹が減った」
妹が目を瞠った。およそ場違いな発言に聞こえたのだ。
……中々難かしいなあ。文体に特徴ある作家でやると面白くはあるのですが。
とりあえず隆慶一郎仕様の場合、「戦国「武将」「いくさ人」「~である」は欠かせないのはよく解った。
●今日の科学
おお、これは実に目出度い。
洞窟ではなく海中で発見されたようですし、群れでの生存が期待できそうです。いや、良かった良かった。
アメリカコガラは警戒音を組み合わせることで予想より遙かに多様なメッセージを伝えることが出来ている模様。
正直
>近づく捕食者の種類に応じて長さや特徴の異なるchick-a-dee警戒音が数種類発せられているという
とまで可能だとは思いませんでした。
まだまだ謎が多いな、動物の行動。
●WEB拍手レス
>後編読みまして。大好きです
有難う御座います。次のも構想していますので、よろしければそちらもお読みいただけると幸いです。
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