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小太刀からコミックバトンが回ってきたのですが、漫画を数えるほどしか読まない私には解答が困難。故に、Book Batonでお茶を濁すことに致します。
◆Book Baton
■持っている本の冊数
引越しで大分処分してしまったので、それほど無いです。500冊くらいじゃないかな。
■今読みかけの本 or 読もうと思っている本
小池壮彦「幽霊物件案内」。
ブックオフで見かけたので即時購入。
新耳袋や超怖い話と並び、実話怪談復興を担った一冊。著者の冷めた筆致が実にいい味。好みです。
■最後に買った本(既読、未読問わず)
ピーター・バーク「知識の社会史」。
ヨーロッパにおける、15世紀から17世紀にかけての知識の変容を詳細に追った労作。職能人の技術と知識人の知識、即ち、技芸と学問的知識を別種のものとして捉えていないのが特徴的。
大変な労作で読む価値は十二分にありますが、かなりガチな研究書なので敷居が少し高いかも。
■特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
ジャンル不問で。
(1)京極夏彦「絡新婦の理」
作品の完成度では「魍魎の匣」でしょうが、思い入れならこれ。
縱横に織り成された糸が紡ぎ出す、精緻な心理劇。
寂れた漁村、謎めいた館に住まう四姉妹、世間から隔絶された宗教学園と、道具立ても色々な意味で完璧。というか道具立てだけだとそのまんまエロゲになるな。
京極夏彦の作品は、小説という媒体でなければ書けない物語だと読む度に思う。
(2)J・フーパー、D・テレシー「3ポンドの宇宙・脳と心の迷路」
脳科学書の古典。高校の時読んで物凄い衝撃を受けた。
今でこそ氾濫している脳科学関連書籍ですが、この本が出版された時代には、これほど質の高いものは稀でした。
書かれた時代が古いので、情報・知見共に時代遅れになっている側面が多いですが、丹念な取材に基づいた科学者像は読む価値あり。
(3)H・P・ラヴクラフト「ラヴクラフト全集 」
個人的な原点。中学一年の時、第一集を読んだ時から全てが始まった。
しかし、HPLやクトゥルフ関連の作品は本当増えましたな。すっかり市民権を得た感もありますが、ラヴクラフトもまさか自分の書いた魔導書がツンデレ美少女になるとは思ってなかったろうなあ。
(4)ホルヘ・ルイス・ボルヘス「幻獣辞典」
古今東西(といっても矢張り西洋中心)の空想上の生物を集め記した辞典。
ロードス島戦記を愛読していた小学六年の時だかに読んで物凄い衝撃を受けた思い出がある。
これとラヴクラフトが両輪となり、以後の読書傾向が形作られてゆくわけです。
(5)泉鏡花「夜叉ヶ池・天守物語」
日本語の美しさに度肝を抜かれた戯曲。天守閣から朝露を餌に秋草を釣る情景が素晴らしく印象的。殆ど神品と云っても宜敷い一作。
鏡花の諸作品は日本の宝です。
■次にまわす人5人まで
いわゆる「6次の隔たり」(「弱い関係線で結ばれているとしても、6次まで辿れば全部の人が繋がっている」という理論)に従えば、私が回すまでもなく大抵のサイトにはバトンが辿り着いているはずです。故にここで打ち止め。
●今日のCG
Coolierさんの東方お絵かき板でもお馴染み、ChaoticUnknown氏のサイト。カリフォルニア在住の18歳の模様。
とにかく、どの絵も質が高く美麗です。着色されるとなおさら素敵。東方の他にもローゼンメイデン、fateなど充実。銀さまが素晴らしい。
●WEB拍手レス
>妖忌参上……いやはや良い物を魅せて頂きました。
>文体自身の妙味もさることながら、妖忌らの心理描写は胸に響く物がありました。
有難う御座います。お楽しみ頂けたならば幸いです。
今回は後半急ぎすぎた感があるので、そのうちリトライしたいなあ。
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