もう抗えない共に辿る血塗りの黄泉路は――

 早速見ましたよ。テレビ神奈川でもはじまったバジリスク
 いや、満足いく出来でした。忠実にコミック、ひいては甲賀忍法帖を再現してます。映像や動きのクオリティもかなり高かったのではないかと。
 声も良いです。特に柳生宗矩@若本規夫と、服部半蔵@立木文彦。全体的に年嵩のキャラの声が豪華極まりないですな。いやまあ、今回は出て来たの大半が中年以降でしたが。

 参考までに

 甲賀弾正。いや、皺の書き込みがイイ。ちなみに声は小林清志。

 今回の内容は本当に序盤。徳川家康の御前における、風待将監と夜叉丸の戦い~不戦の約定が解かれる~甲賀弾正vs伊賀のお幻まで。
 話としては序の序ですが、原作でもコミックでも描かれなかった、若かりし頃の甲賀弾正とお幻のエピソードが実に良かった。
 最後の弾正vsお幻の良さが際立つので、是非見てもらいたい所です。
 元元ストーリーの解説を誰かから聞いて楽しめる類の作品ではありませんしね。ほとんどミュータントめいた忍たちの活劇と、凄惨なストーリーを堪能するのが筋かと。

 そういえば若い頃のお幻、リキ入ってましたな。清楚そうな面立ちに肉感的な唇と、実に時代劇的な美人に描かれています。
 正直朧より美人さんな気もするな。

 さらには

 こんなシーンまで。ファンサービスも忘れない様子。

 このお方が

 こうなるとは、お釈迦様でも思うまい。
 いや、老人お幻もまた物凄い魅力的なのですが。どいつもこいつも恰好良いなあ。

 このクオリティで最後まで是非行ってもらいたいものです。アニメのDVDを買う事はまずないのですが、これに関しては買うかもしれないなあ。
 あと主題歌は素晴らしすぎるのでCD購入必須。「甲賀忍法帖」は陰陽座屈指の名曲かもしれない。

 唯一心配なのが話数。このテンポでいくと13話ではどうやっても終らないよなあ……地虫とかカットされたら泣くに泣けない(訂正:2クールのようです。なら尺は心配ないな……怖いのは作画の崩れかあ)。何にせよ、来週以降も期待しております。

おまけ

 半蔵渋いよ半蔵。

 地虫恰好良いよ地虫。

 朱絹姐さん、極妻にしか見えません……

●今日の幾何学

三角形の3つの角を全部たすと270度になる三角形があるって本当?Full Thrust

 解答にも出てますが、非ユークリッド幾何学ですな、こりゃ。現代物理学、特に宇宙論を論じる際には必要不可欠の概念です。
 余談ですが、非ユークリッド幾何学の発見者にボヤイ親子がいます。主たる発見者は、ボヤイ・ヤーノシュ。父ファルカシュの助力もあり、1835年に、彼言うところの「絶対幾何」たる非ユークリッド幾何学を発見。当時存命であった「数学の帝王」フリードリヒ・ガウスに論文を送ったところ、ガウスは1820年代に全く同様の結果を得ていたとの逸話があります。
 ただでさえ血の気が多かったヤーノシュ、これが遠因となったか、放埓な生活を続けてしまい40歳で死亡。歴史は時にこのようなドラマを作り出します。
 まあ、ガウスといえば、数学史上どころか人類史上でも屈指の天才。時代が悪かったというべきではありましょうか。
 矢張りというべきか数学史上には劇的な天才が多く、決闘に散った若き天才ガロア、インドの生んだ脅威の天才ラマナサン、“悪魔の脳を持つ男”フォン・ノイマンなど、興味深い人物には事欠きません。ちょっと調べただけでも面白い逸話がゴロゴロ出てきます。伝記とか読んでみるのお勧め。

投稿者: 日時: 2005年04月15日 18:30 Web拍手

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